はじめての外壁塗装で失敗しない!② ~色の選び方~

2021.06.21

外壁の色を選ぶ時、どのようなことに気をつければいいのか……
今回は外壁塗装の際に、「こんなはすじゃなかった」とならないためのポイントをご紹介いたします。

■面積効果

思っていた色と違ったというのが、外壁塗装の失敗の大きな理由です。
これは面積効果によって起こることがほとんど。
面積効果とは、全く同じ色であっても、小さな面積で見た場合と、大きな面積で見た場合とで見え方が異なることです。

明るい色は、面積が広くなるほど明るく鮮やかに見え、暗い色は、面積が広くなるほど暗くくすんで見えます。
これが、色の面積効果です。

外壁はとても面積が広いため、カタログサンプルから色を選ぶ際、色の面積効果によって仕上がりのイメージが違って見えることを踏まえて選ぶことが大切です。

■近隣とのバランスを考える

近隣にある家と上手く調和する色を選ぶことも重要です。
向こう3軒の両隣だけでなく、街並み全体を見まわってどういった色にした方がマッチするかを考えてみましょう。
好みの色だったとしても、街全体の印象と違った色はあまりおすすめできません。

例えば、大通りに面している家なら汚れが目立ちにくい濃い色に……
またみどりが多い地域なら、グリーンと調和する外壁が魅力的です。

■景観ガイドラインに注意する

外壁の色を塗る際に落とし穴となるのが「景観ガイドライン」です。
市区町村によっては、街の景観を損なわないために、「景観ガイドライン」が定められている場合があります。

例えば京都を旅行した時に、普段見ない色合いのコンビニエンスストアや、チェーン店を見たことがあるのではないでしょうか?
これは景観ガイドラインを重視しているため、大手企業であってもシンボルカラーを使う事が出来ないためです。
新築を購入する時や、初めて外壁の色を替える時は、必ず該当の市区町村に景観ガイドラインが定められていないか確認するようにしましょう。

外壁は立派な家の顔です。
大切な色決めを失敗しないためにも、じっくりと時間をかけて考え、素敵な住まいを実現しましょう。

私たちは、そんな皆様の住まいづくりのお手伝いをしおります。
小さなことからお気軽にご相談ください。

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